2012年03月20日

地震免責「限定せず」保険会社が逆転勝訴―東京高裁

東日本大震災により東京都杉並区のマンションで起きた水漏れをめぐり、保険会社が地震による免責を主張し火災保険金を支払わないのは不当として、被害を受けた階下の部屋の所有者が保険会社に支払いを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は19日、免責を認めず約120万円の支払いを命じた一審東京地裁判決を取り消し、請求を棄却した。

一審判決は、免責条項で規定する「地震」について、「戦争、噴火、津波などと同程度に巨大かつ異常で、想定される範囲を超えて大規模な損害が一度に発生する地震」と定義し、同区で観測された震度5強程度の揺れでは免責されないとした。

これに対し、裁判長は「約款上、強度や規模などで限定的に解釈することはできない」として、通常の地震であれば免責の対象となると判断した。

 時事通信 3月19日
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