2016年09月01日

大雨被害「認識甘かった」=9人死亡の施設、理事沈痛

台風10号による大雨で9人の遺体が見つかった岩手県岩泉町の高齢者グループホームを運営する法人の常務理事は1日、ホームを訪れて「認識が甘かった」と沈痛な表情で語った。
理事によると、犠牲になったのは入所者9人全員。70〜90代でいずれも介護を必要とし、女性2人は車いすだった。

周辺の水が引き、理事が平屋建てのホーム内に入ったのは8月31日午前5時ごろ。9人は台所などで既に息を引き取っており、小上がりにいて1人無事だった当直の50代の女性所長は、ぬれた体で遺体のそばに座っていた。声を掛けると、か細い声で「はい」と返事をし、「大変申し訳ありません」と謝罪を繰り返した。浸水が始まって20〜30分後には腰まで水に漬かったと話したという。

時事通信 2016年9月1日
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